こまめな水分補給で快適デスクワーク

仕事中の水分補給はとても大事、ということは皆さんご存知ですよね。ですが実際のところ、水分補給を怠ってしまうとどのようなことになるのでしょうか。また、水分不足に陥らない方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

水分の主な役割

人間の60~70%は水分だと言われています。体重60㎏の大人であれば36キログラム~42㎏という計算です。

水分の体内での姿の一つに、血液があります。

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血液の主な役割は、「酸素を運ぶ」「栄養を運ぶ」「老廃物を運ぶ」の3つです。

水分が不足する→血液がドロドロになる→リスクが高まる

そうすると、3つの役割を果たせにくくなるわけです。さて、それでは水分が不足すると、そして血液がドロドロになると、どのようなことが起こるのでしょうか。

脳梗塞

脳梗塞の原因は、動脈の閉塞などのため、脳組織の酸素や栄養が不足し、壊死してしまう病気です。

血液が詰まってしまうことが主な原因ですが、水分不足により血液がドロドロになってしまうことも大きな要因だと言われています。



若い人に比べてのどの渇きを感じにくいお年寄りなどは、つい水分補給を忘れ、脳梗塞につながることがあるそうです。実際、介護施設などでは定期的にこまめに水分補給を行い、脳梗塞の防止に努めています。

2015年のデータですが、日本において脳梗塞で亡くなった方は6万6,058人もいらっしゃいます。(出典:日本生活習慣病予防協会) また亡くならないまでも、後遺症が残ることでも知られています。

心筋梗塞

こちらも血液が詰まってしまうことが原因でおこる病気で、血液がドロドロになることもその要因だと言われています。



発生する仕組みは脳梗塞に似ていますが、対象が脳ではなく心臓となります。心臓麻痺ともいいますね。

2015年のデータでは、心筋梗塞をはじめとする心疾患の死亡者数は19万6,926人。死因別死亡数では悪性新生物(がん)に次ぐ2位となっています。(出典:日本生活習慣病予防協会)

脱水症

水分不足と聞いて真っ先に思い浮かぶのはこれではないでしょうか。特に夏場は「脱水症」「熱中症」という言葉がテレビニュースで聞かれない日はありません。

脱水症は、体内の水分が不足している状態です。水分補給がされていない状態で汗をかき続けると、当然体内の水分が不足し脱水症となります。



また、汗の役割は、体温調節です。汗をかき体温を外に逃がすことで、体温を調節しています。水分が不足すると体温調節が難しくなり、体温が上昇します。それにより、発熱・下痢・嘔吐などの症状が出ます。

デスクワークに潜む水分不足のワナ

一般的に、若い人より高齢な方のほうがのどの渇きに鈍感になります。若いころは体内の水分が少なくなると、のどの渇きに直結していたわけです。

これがある程度の年齢になると、体内の水分が少なくなっても、のどが渇くというシグナルが発生しません。そこで、のどの渇きが発生しなくても、定期的に、一定量の水分を摂取することが重要になるわけです。

これは、身体を使う仕事をしている方は意識しやすいと思います。運動する→汗をかきやすい→水分不足 という図式が思い浮かべやすいからです。

ところがデスクワークをしているとこれが忘れがちになります。そもそも汗をかいていないと思ってしまってますから、身体の水分が不足するなんて想像できないわけです。

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実際はデスクワーク中でも1日600ml程度の水分が汗として失われています。

また、座ったままの姿勢であることも血液の巡りを悪化させ、血栓が出来てしまう可能性があります。

そう、身体を動かしていないからこそ水分不足が致命傷になることがあるんです。

「デスクワークだから水分はそこそこ摂取しておけば大丈夫」

そんな思い込みは今日で止めておかないと、大変なことになります。

水分をどう補給するか

水分補給に最も適した飲み物は、水です。

スポーツドリンクは多量に汗をかいたときに適しており、またお茶やコーヒーは利尿作用で逆に脱水を引き起こすことがあります。

また、量は1日2ℓ~2.5ℓ、仕事中の9時間程度であれば、1.5ℓを目安にしましょう。

 

飲み方ですが、

「のどの渇きを感じる前に、定期的にこまめに水分をとる」

これに尽きます。これに尽きるわけですが、意識するだけでは難しいのもまた事実。

そこで、水分補給をしやすくするポイントをご紹介します。

 

①スマホのアラームセット

スマホのアラームを1時間~1時間半毎にセット。アラームがなったら水分を補給、の繰り返しです。水分を補給するついでに体の曲げ伸ばしで血行をよくすれば、仕事効率も高まります。

 

②トイレに行くたびに水分補給

水分補給のタイミングとして、トイレにいくとき、というのもありです。もちろん頻度は人によってまちまちですが、少なくとも仕事中に1度もトイレに行かない人はいないでしょう。

 

③ペットボトルで摂取水分の見える化

1ℓ~1.5ℓのペットボトルを用意し、その水分を摂取します。ペットボトルは透明ですから、飲んだ量が全体の何%くらいかが目で確認できます。

たとえば、昼食時にペットボトルを確認して、まだ4分の1程度しか飲んでいないのであれば、少し水分を摂取するペースが遅いということです。午後からはこまめに水分を摂るようにしましょう。

 

④水分摂取を思わず心がけてしまう魔法の言葉

「水分をきちんと摂取すると、痩せます」

ダイエットにはそもそも、水分が必要です。水分を摂取することで代謝があがるからです。水分不足の状態と比較すると断然痩せやすい状態になります。

また、水分摂取をこころがけることで、顔や首元がすっきりします。便通もよくなります。

 


いかがでしょうか。水分をきちんと接種することで、様々な病気を防ぐことができて、仕事効率もアップ、しかもダイエットまでできてしまいます。

水分摂取で美しく健康維持しちゃいましょう。

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