正しい「強み」の作り方

中小企業は、自社の「強み」を最大限に生かして戦います。

他の企業が持っていない「強み」、または他の企業がマネしにくい「強み」を武器に戦います。

 

さて、この「強み」という考え方。

個人にも有効ですので、ご紹介します。

 

あなたの「強み」はなんですか

「あなたの強みはなんですか」と訊かれて、答えられますか?

実はあまり答えることのできる人は少ないのではないでしょうか。

 

そもそも、「強み」とはなんでしょう。

 

一見、なさそうな、自分の「強み」

個人でいうところの「強み」とは、一般的には

周りにできる人はいない(または少ない)が、自分には出来ること

です。

 

うーん。

やっぱり自分に「強みがある」と答えられる人はあまりいないかもしれません。

同僚はそれなりに仕事もできて経験もしているし、先輩や上司は経験豊富です。

才能という点では、自分にあるのかないのかよくわかりません。

 

では今から一生懸命頑張って「強み」を作るしかないのでしょうか。

たとえば、会計に特化し、会計の勉強に集中してそれを「強み」とする、とか?

 

でもそれって、会計が得意な上司に本当に敵いますか?

少なくとも経験数が圧倒的に少ないのは不利ではないでしょうか?

だいたい、膨大な時間を必要としますよね?

 

でも大丈夫。

実はあなたは既に「強み」を持っています。

 

「強み」の作り方

誰でも、自分の持っている「強み」を生み出す方法があります。

 

 

それは、

「2つ以上の『得意』を組み合わせる」

という方法です。

 

 

たとえば、

 

会計が得意な人はたくさんいます。

エクセル関数が得意な人もたくさんいます。

ですが、会計もエクセル関数も得意な人の数は減ります。

 

 

人事労務の知識が豊富な人はたくさんいます。

書類のチェックが得意な人もたくさんいます。

ですが、人事労務の知識が豊富で書類のチェックも得意な人の数は減ります。

 

 

日商簿記2級を持っている人はたくさんいます。

介護支援専門員の資格を持っている人もたくさんいます。

ですが、介護支援専門員の資格を持っていて日商簿記2級も持っている経理職員はあまりいません。

介護事業所では重宝されるかもしれません。

 

 

一眼レフでの撮影が趣味な人はたくさんいます。

その写真をフォトブックにして写真集を作っている人もたくさんいます。

看護師もたくさんいます。

この3つをあなたが持っているいるとします。

医療現場での多種多様な医療器具の取り扱いマニュアルを、自分で撮影した写真を使用してフォトブックにしてみてはどうでしょうか。

もしこのマニュアルが職場で認められたら、今後このマニュアルの管理や作成はあなたの専売特許でしょう。

応用すれば、新入社員獲得のための求人活動用に、医療機関の紹介マニュアルも作成して活用できたりするかもしれませんね。

そこに、現在使用している最新医療機器の使用状況なども、実際使用している看護師であるあなたのコメントを付ければ、医療を勉強してきた新人看護師さんたちの心には響くのかもしれません。

 

 

これが「強み」です。

2つ以上の得意(スキル・資格・経験)を組み合わせることで独自性を生み出し、模倣困難性(マネしにくい状態)を生み出すことが可能となります。

1つの検索条件だと該当する人間はたくさんいますが、2つ以上組み合わせると該当する人間が激減するわけです。

 

 

 

まとめ

「私は特技がないから」「強みがないから今から勉強しないと」という方がいます。

たしかに常に勉強することはとても大事ですが、今現在でも十分通用する「強み」を持っているのかもしれません。

また、上記の強みの作り方が分かっていれば、これから手に入れるスキルを選ぶときの参考にもなるかもしれません。

自分だけのオリジナリティ溢れる「強み」を持つと、それだけで自信にもつながりますし、何より仕事や人生が楽しくなります。

自分だけの「強み」を見つけてみませんか。

 

 

 

投稿者プロフィール

山下 直人
山下 直人
総務事務歴15年(医療介護業界)
経理・労務管理・介護保険・医療保険など、守備範囲は広め。
主要資格は日商簿記2級と介護支援専門員。