机の上の物を無くせば頭の中もすっきりする
年度初めの忙しい時期になりました。
多岐にわたる仕事が舞い込み、どれも中途半端で完結しない状態が続く時期ですね。
こうなると、なかなか頭の中も整理できず、ストレスが溜まる一方です。
考え方を切り替えるために、気分を一新するために、まずは机の上を片付けてみましょう。
すっきりした机になると、頭の中もすっきりします。
そんな、片付け方のコツをご紹介します。
「机の上」だけに着目する
引き出しの中、ロッカーの中、全てが片づけば気持ちがよいでしょう。
しかし、それではハードルが高すぎます。難易度も高く、時間もかかりますし、片づいた状態を維持するのも大変です。
まずは、机の上だけを片付けましょう。
「なるべく物を置かない」より、「何も物を置かない」
机の物が少し減って満足する人がいます。
だいぶきれになったな、と。
ですが、机の上には、何も置かないべきです。
ゴールを「何も物が無い状態」にしておかないと、結局は机の上には物が有り続けてしまいます。
「おりこうな机」より、「オシャレな机」
子供は、片づけをすると「おりこうだね」と褒められます。
机の上を片付けることは、おりこうでしょうか。
できれば、「いつも机の上がきれいですね」とか、「オシャレですね」と言われたほうが嬉しいです。
机の上を片付けるのは、「オシャレ」にするためです。
机の上を片付けるのは、「できる人」になりたいからです。
机の上を片付けるのは、「散らかっててだらしない人」と思われたくないからです。
自分が言われて嬉しい言葉を得るために、机の上を片づけましょう。
配線すらゴミ
あらゆるものは無線化されていきます。なぜなら有線は邪魔だからです。
LAN配線も無線化され、マウスやキーボードとPCをつなげるケーブルもBluetoothで無線化されています。
配線はゴミです。
せっかく無線化できるのに有線にしているのは無駄です。机の上を何もない状態にすることを邪魔しています。
自分でお金を出してでも、会社のPCは極力無線化しましょう。
片づけることが仕事
仕事が終わってから片づける、という人がいます。
いえ、片づけることが仕事です。
なので、勤務時間中に堂々と机の上を片付けましょう。
人目を気にすることはありません。これは仕事です。
机の上を勤務時間中に片づけ始めたことに対して、悪い評価をする人はまず居ません。
評価が低いのは机の上が散らかっている人です。
よく使うから机の上に置く、を止める
よく使う資料を常に机の上に置いておく。
理屈はとてもよくわかります。
1秒でも時間を短縮したいのでしょう。
業者さんたちの電話帳一覧、毎日使用するマニュアル、明日すぐ使う資料・・・。
よく使うものは、すぐ開ける引き出しにしまってしまいましょう。利き手側の引き出しです。
机の上に置くことで時間が短縮できるのはせいぜい2秒程度。
たった2秒の時間の短縮で仕事ぶりは変わりません。
仕事ぶりは、机の上が片づいていることによる爽快感で変わります。
物がない机の上は、凄みを生み出す
人の評価を決定づけるのは、目に見えるもののみです。
数値化された営業成績などが代表的な物でしょう。
ですが、他にも目に見える評価対象があります。
たとえば、机の上です。
机の上は、常に他人に晒されています。
片づいた机の上、物が無い机の上は、一種の凄みすら生み出します。
この人は出来る人だな。そんな凄みです。
いかがでしょうか。
机の上の物を無くすだけでずいぶんポジティブになれます。
机の上の物を無くすことで得られる満足感は多大です。
ぜひお試しください。