お弁当を手作りするなんてめんどくさい!? その2|時短テクニック

前回はお弁当を作ることのメリットについてご紹介しました。

 

でも、いざ早起きしてお弁当を作るとなると、メニューを考えたり、思ったより時間がかかったりして「やっぱりめんどくさい!」となる可能性も高いでしょう。

 

そこで今回は、短時間でできるお弁当作りのポイントについてご紹介したいと思います。

下準備をしっかりする

まず下準備として、買い物をしてきた時点で、お弁当用の食材を1食分ずつに小分けして保存しましょう。

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肉や魚などは味付けなしのものと、あらかじめ味付けをしたものを準備し冷凍保存しておけば、ちょっと寝坊した朝もあわてることはありません。

調理方法

つぎに、調理方法を意識してみましょう。

簡単な調理方法として「焼く」「炒める」「ゆでる」「揚げる」「煮る」などがあります。

 

「焼く」→卵焼き、ハンバーグ、ソテー、ホイル焼きなど。

「炒める」→野菜炒め、みそ炒めなど。

「ゆでる」→パスタ類、ゆで卵、ブロッコリー、枝豆など。

「揚げる」→唐揚げ、フライ、竜田揚げなど。

「煮る」→炒め煮など。

※「煮る」に関しては時短及び腐敗しやすいという意味で不向きですが、炒め煮なら短時間でできますし材料や調味料によっては腐敗のリスクも少なくなります。

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すべてのおかずを同じ調理法で作るのではなく、できるだけ同時進行が可能な組み合わせを意識しメニューを考えることが大切です。

 

例えば「揚げ」ながら「焼く」なら、唐揚げをしながら卵焼きを作るとか。

「ゆで」ながら「炒める」なら枝豆をゆでながらみそ炒めを作るとか。

 

このようにして、調理方法を意識して同時進行できるように工夫すると時短につながりますよ。

調理器具や家電製品をフル活用する

つぎは調理に使用する調理器具や家電製品です。

 

調理器具としては鍋やフライパン、レンジで使用できるシリコン製のスチーマーなど。

家電製品、設備などとして「コンロ」「レンジ」「トースター」「グリル」などがあります。

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前述の2つのポイントとこれらのツールを組み合わせれば調理にかける時間をもっと短縮することができます。

 

例えば、トースターにアルミホイルを敷き、その中に材料を入れ味付けをしてタイマーをセットすれば、ホイル焼きが出来上がるまで時間ができます。

 

その間に電子レンジとシリコンスチーマーを使用して蒸し野菜などを作ります。ブロッコリーやいんげんに軽く塩を振り、時間をセットすればレンジが勝手に調理してくれますね。

 

その間にフライパンで卵焼きを作ることができます。

 

これで同時に3品出来上がりです。

 

慣れてくると、調理開始からお弁当に詰め終わるまで、冷凍食品を使用せずに15~20分くらいでできるようになりますよ。

 

お弁当のおかずは「何品も作らなければならないからめんどくさい」という概念はとりあえず捨てて下さい。

まず、慣れるまでは1品からでも何も問題ありません。

ごはんと野菜炒めにミニトマトでも十分です。

職場に自由に使えるレンジなどがあれば、ごはんと夕食の残りのカレーでもいいですね。

 

あまり頑張りすぎると長く続かないことも考えられますので、お弁当を作ることが苦にならないように、冷凍食品を活用して少し手抜きをしたり、外食ランチもしながら気軽にお弁当を作ってみましょう。

最近の冷凍食品は美味しいですし、自然解凍OKのものもたくさんありますよ。

 

楽しみながら作ることができればいいですね。