「図書館」という名の、最強の読書サービス
11月に入り、いよいよ秋も深まってきました。
秋といえば、読書の秋。
愛読書にもう一度目を通すのもよし、新しい本をじっくりと読んでみるのもよし。
さて、その本ですが、どうやって手に入れていますか?
Amazon unlimited? Kindle本? dマガジン?
便利なネットサービスも良いですが、たまには近所の「図書館」を利用するのはいかがでしょうか。
図書館とは
そもそも図書館とは、どのような施設のことでしょう。
日本図書館協会によれば、以下の通りです。
図書館とは、日本の「図書館法」によれば、「図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存して一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的とする施設」とされています。
また種類としては、
利用者の種別によって、国立図書館(national library)、公共図書館(public library)、大学図書館(academic library)、学校図書館(school library media center)、専門図書館(special library)、その他の施設に設置される図書館に分けられます。
一番馴染みが深いのは「学校図書館」でしょうか。
今思うと、毎日通う学校の中に図書館があるというのは贅沢な話です。
一般社会人が気軽に利用できるのは、「公共図書館」ですね。
このページでは、県立図書館や市立図書館などの「公共図書館」の利用を前提にご紹介します。
図書館を利用するメリットは?
メリット1 無料
まず第一に挙げられるのが無料だということ。
膨大な量の書籍を所蔵し、検索しやすいように整理し、利用者への貸し出し状況も管理する。
これだけでも相当なコストがかかっているはずですが、貸し出しは無料。
その分税金が投入されているとはいえ、以降に書くメリットも踏まえると、無料で提供されていることが奇跡としか思えません。
メリット2 新刊も読める
図書館にある本は古い。
そんな偏見をお持ちではないでしょうか。
実は、新刊も読めます。
図書館により差はあるかと思いますが、1~2か月くらいすると所蔵されるところが多いようです。
新刊をAmazonで購入するのを1~2か月我慢して、図書館で借りてみてはいかがでしょう。
メリット3 関連書籍を一望できる
例えば、お目当ての書籍を探し、目的の本棚の前に立ちます。
そこには目的の本以外にも、同じジャンルの書籍がずらっと並んでいます。
この中にも興味を惹く書籍があるかもしれません。そしてその数は膨大で、すぐ手に取って読むことが可能です。
さらに隣の棚。
大科目は同じでも、中科目が少しズレたジャンルの書籍が集まっています。
もしかするとこの中にも読んでみたいと思う本があるかもしれません。
CDのジャケ買いのように、気になるタイトルと背表紙をたよりに、取りあえず手に取ってスラスラ斜め読みします。
こんな贅沢、ありますか?
メリット4 ネット予約ができる(ところもある)
これは提供している図書館とそうでない図書館がありますが。
ネット予約ができる図書館では、以下のような手順で書籍を借りることが可能です。
①図書館ホームページで図書館内の書籍を検索する (この時点でずいぶん便利ですが)
②検索した書籍をホームページから予約する
③予約した書籍が確保できた旨のメールが届く
④図書館に取りに行くと、カウンターにて予約した書籍が取り置きしてある
⑤書籍を借りる
検索にはじっくりと時間をかけ、借りるのは一瞬。
もうここまでくると、過剰サービスでは、と思わなくもないです。
まとめ
ネットもいい。
Amazonもいい。
dマガジンもいい。
でも、たまには図書館を利用してみてはいがかでしょう。
圧倒的な利便性の高さに、頭がくらくらすること請け合いです。
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