片付けができない人はタフだ。

会社の机の上が綺麗な状態に保たれている人と、机の上が散らかっている人。

 

一般的には綺麗に片付いている人の方が成熟しているように見られがちですが、最近になって、一概にそうでもないことに気づきました。

 

例えば私、仕事場の机の上は綺麗に保たれています。
というか、物がありません。
整理整頓ができない私は、まず物を全く配置しないようにしています。

 

では、若い頃からそうだったのかと言うと、全く違います。
机の上は散らかし放題、自分の家の部屋もカオスと化していました。

 

 

この歳になってやっと机の上を綺麗に保ちたいと思うようになってきたわけですが、なぜそうなったのかを考えてみたところ、気づきました

 

 

若い頃は、心がタフだったのだと。

 

若い頃だって、部屋が散らかっていれば嫌な気がしていたはずです。
ただ、その嫌な気持ちに耐え切れるだけの精神力があったのです。

 

 

この歳になって、部屋が散らかってる、机の上が散らかっているなどに耐えきれないのは、心が弱くなっているからなのでしょう

 

ということは、片付けができない人=未熟な人、と一般的には考えがちですが、「精神的にタフな人」と言い換えることができます。
私のようにタフさが失われてきた人は、机の上が散らかっているなどの不快な要素に耐えきれないのです。

 

そういえば、同僚は、上司に叱られてもお客様に怒鳴られても平然としています。
あれすごいな、と思っていましたが、どおりで机の上が汚いはずです(ほめてます)

 

というわけで、心が貧弱な私の机の上は、今日も「退職日前日の机」と同僚に揶揄されるほど、物がありません。
電話とパソコンが一台ずつ載っているだけです。

 

 

最近、精神的に落ちてきているなという人は、是非、机の上の物をなくしてみてください。
若い頃の健全な精神状態を得ることができるかもしれません。