冬キャンプ。屋外の寒さは焚き火でなんとかなるが、問題はテント内だ。

昨今のキャンプブームにより、「キャンプといえば夏」という時代はとっくに終わり、冬キャンプがすっかり市民権を得ました。
冬の焚き火、最高です。

 

でも、テント内はどうでしょう。
寒いからといって下手に火気を使用しようものなら、即、一酸化炭素中毒で死に至ります。
冬キャンプの最大の課題は、屋外よりテント内の寒さ対策です。

 

 

キャンプ場の電源サイトで暖房機器を使おう

 

そこで、火を使わない方法として、電気の暖房機器を使う方法があります。
電源はオートキャンプ場などの屋外電源を使用。
一酸化炭素中毒は焚き火やストーブなど、何かが燃えるときに発生するものなので、電気を使用するセラミックファンヒーターなどでは発生しません。

 

暖房機器 選定の3ステップ

オートキャンプ場での暖房器具選定は3ステップ。
(W=その瞬間の消費電力量)

 

1 オートキャンプ場の「屋外電源の消費電力量上限」を確認(例 1,000Wまで) ← だいたい「1,000Wまで」が一般的

2 「屋外電源」からテント内に引き込む「延長コード」の購入(例 1,000W以上対応を購入すればOK)

3 「延長コード」につなげる暖房機器の選定(合計1,000W以内)

 

主な電気機器のW数

基本、暖房機器はW数が高く、それ以外はたいしたことありません。
ただ、暖房機器でも電気毛布はW数が低く、非常に重宝します。
合計消費電力(W)を1,000W以下にしましょう。

 

おすすめは、

セラミックファンヒーター+加湿器+電気毛布=1,000W以下 です。

 

 

生活家電製品の消費電力
セラミックファンヒーター 200W~1200W
加湿器 17W~320W
電気毛布 50W~90W

 

 

加湿器は必要

上記に加湿器を加えている理由は、
暖房器具だけだと湿度が極端に低くなり、不快だからです。
セラミックファンヒーター使用時はテント内の湿度が30%以下に下がります。
私は耐えきれませんでした。

 

まとめ

他に「良い寝袋を使用する」「良いテントを使用する」など方法はありますが、
安価に乗り切るなら、上記がおすすめです。