「書類・資料作成の進みが悪いな」と感じたら、この3つをチェック
書類や資料を作成していて、または作成しようとしていて、「なかなか進まない」「手が付けられない」と感じることがありませんか。
そういうときは、以下の3つのポイントを抑えてみましょう。
閉塞感から脱することができます。
「他の仕事を遮断する力」は発揮されているか
100の仕事を処理するとき、まとめて一気に100処理した場合と、10ずつに時間を分けて処理した場合では、まとめて100処理した場合のほうが圧倒的に効率がよいです。
時間を分けてしまうと、元の仕事に復帰するのに思い出す時間や、再び準備する時間などの余計な時間がかかってしまうからです。
これを防ぐため、処理中に手が止まらないよう、以下のような「他の仕事を遮断する力」を意識する必要があります。
・他の仕事のことが頭をよぎっても無視する
・電話が来ても、用件を付箋に残すのみとし、処理は後回し
・メールチェックは処理が済んでから
・PCは、その仕事に関係の無いアプリやソフトウェアを閉じておく
クオリティの設定がされているか
作成しようとしている資料等のクオリティを設定していない場合、無尽蔵に時間を費やすことになってしまいます。
時間を費やせば費やすほど、よいものができると勘違いしてしまうためです。
はたして求められているクオリティは、それほど高いものでしょうか。
発注者が求めている以上のものを作ろうとしていませんか。
「求められているクオリティの、一歩上」または「発注者の想像の一歩外側」くらいがベストです。
三歩も四歩もクオリティを上げても無駄です。
ここまでくると逆効果になってしまう可能性すらあります。
完成形のクオリティを適切に設定しておき、時間の浪費を防ぎましょう。
やれることから手を付けているか
じっくりと手順を見極めてから仕事を始める。
これはこれで大事なことかもしれません。
ですがそれにとらわれすぎて、いつまでの仕事がスタートしないのでは本末転倒です。
うまく手順が想像できない場合は、とりあえずわかるところから手を付けてしまいましょう。
手を動かし始めると、見えていなかった手順、ステップや、問題点、さらには完成までの近道が見えてくるものです。
また、「作業興奮」という言葉があります。
これは、「作業を始めてしまう」ことで、ドーパミンの作用で興奮状態となる効果のことで、勉強法の本などでよく出てくる言葉です。
とりあえず作業を始めてしまうことで、この効果を利用するのも有効な手段です。
まとめ
作業を進めるコツは他にもたくさんあると思いますが、上記3つを押さえておけば解決するはずです。
ぜひお試しください。