電話は、かける側にしかメリットがない、かけられる側にとっては最悪のコミュニケーションツール
みなさんは電話が好きですか。
直接会話をすることで円滑にコミュニケーションがとれてますか。
私は電話が大嫌いです。この世から無くなればいいと思っています。
電話はかける側にしかメリットがない、受ける側にとっては最悪のコミュニケーションツールです。
なので基本、メールでやりとりすべきです。
電話が最悪な理由
①相手の時間を強制的に奪う
せっかく仕事が順調に進んでいても、突然鳴る電話により作業が強制的に中断されます。
相手がお客様なら、すべての予定を差し置いて、新たな指示に時間を割かなくてはなりません。
上司でも然り。
もとの業務に戻ると、「さてどこまでしたんだっけ」からまたやり直し。
時間の浪費です。
②記録に残らない
電話だと、言った、言わないの世界になります。
メールはやりとりの記録が残ります。
③時間がかかる
直接会話してしまうと、おのずと余計な話題になりがち。
けっきょく時間がかかります。
④要件が整理されにくい
文章(メール)にすることで、要件がブラッシュアップされます。
直接会話してしまうと、結局要件はなんだったのかが不明瞭になりがちです。
特に、「何を依頼するのか」「何を依頼されたのか」については、双方に誤解が生じる可能性があります。
電話崇拝人間の言い分
よく聞く、電話好きの意見は以下の通りです。
①対話でしか伝わらないことがある
ありません。
それは、文書(メール)にする能力が低いだけです。
文書にすると整理されて、伝わりやすくなり誤解がなくなります。
②緊急の要件は電話でないと・・・。
ぜひ、緊急になる前に余裕をもってメールしましょう。
緊急になってしまうのは、段取りが悪いか、予測能力が低いからです。
③すぐに連絡が取れて効率がよい
かける側はそうでしょう。
効率がよくなるのはかけるほうだけです。
④メールは時間がかかる
そのかわり、電話をかけられるほうの時間は奪われずにすみます。
⑤伝達手段がメールだけだと、常に受信メールを確認しなくてはならなくなる
いえ、朝、昼、退社前の3回もチェックすれば十分です。
相手がまともな社会人なら、緊急になる前に、時間的余裕を持ってメールしてきます。
日頃から、思いつき思いつき電話をかる悪習が身についていると、そんな発想になります。
⑥電話はすばらしい発明品だ
電話なんて所詮、糸電話の発展型。
「文字」の発明には到底及びません。
人間なら、文字にしましょう。
⑦電話で直接時間を割いて話すことが礼儀だ
相手の時間を奪わず文書(メール)で要件を伝えることのほうが礼儀としては正しい。
相手の時間を奪うのは、相手の人生を奪っていることとイコールです。
まとめ
電話(会話)よりメール(文章)を活用するほうが、相手に迷惑はかけないし、人間的です。
そしてビジネス上、双方にメリットがあります。
他人の時間を奪わないためにも、今すぐ電話をやめ、メールにしましょう。