藺牟田池の外輪山を縦走する!

鹿児島県薩摩川内市にある、藺牟田池の7つの外輪山縦走にチャレンジしてきました。

 

実際の登山履歴はこちら(3D動画)

 

 

藺牟田池とは

7つの外輪山に囲まれた静かな池。直径約1km。最深は約3.5m。多様な動植物種が生息する貴重な自然環境が残っています。周囲約4kmの湖畔には梅や桜などの並木があり春は花見、秋は紅葉と楽しむことができます。

 

鹿児島県観光サイトより

 

今回は藺牟田池を囲む7つの山々を、時計回りにぐるっと一周します。

 


 

 


藺牟田池の水面部標高が296m、各山の標高が400m~500mなので、実質的な標高差は100m~200m。

たいした標高差ではありませんが、後半の上り下りはロッククライミング的な箇所がいくつかあってスリルが楽しめます。

 

 

案内看板によれば目安登山時間は5時間となっていますが、実際は3時間半~4時間半が標準時間だと思います。

 

 

登山口

朝10時に登山口到着。

登山者であろう方々がちらほら。

 

 


 

あと、バスでいらっしゃった登山団体をお見かけしました。

インストラクターの方がご年配の方々へ登山前のストレッチをレクチャー。

なるほど。

登山前のストレッチはこうするのか。

勉強になります。

 

登山開始

藺牟田池駐車場の愛宕山登山口からスタート。

テンションが上がりすぎてハイペースになってしまったのか、ゼエゼエ息切れをしてしまいました。

登山アプリYAMAPを見ると、標準ペースの180%!

さすがに速すぎたので、ペースを落とし、ゆっくり頂上を目指します。

 

 


途中、人ひとりがやっと通れるような狭い登山道が。

怖っ。

 

 

 

1つ目 愛宕山(あたごだけ)

まずは1つ目の山、愛宕山の山頂に到着。


景色がいいですね。

スタートからだいたい30分くらいで到着しました。

 

2つ目 船見岳(ふなみだけ)

 

愛宕山から20分ほどで、2つ目の山、船見岳に到着。

途中、さほど険しい登山道でもなく、難なく進めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目 交蔓山(こうかずらやま)

さきほどの案内図によれば、次は「竜石」ですが、実はその手前に「交蔓山」があります。

 


船見岳を下り、舗装された道路を進むこと15分。

「竜石入り口」とありますが、途中、「交蔓山」を通ることになります。

 

 


さきほどの登り口から15分で「交蔓山」到着。

ご覧のとおり、山頂らしい景色は全くありません。

(だから案内板にも載っていないのか?)

 

4つ目 竜石(たついし)


「交蔓山」から10分ほどで、「竜石」に到着。

正面にあるのが竜石。

藺牟田池から周囲の山々を見回しても、真っ先に目に入る、目立った大岩です。

 

 


ここからも藺牟田池を見下ろせます。

外輪山らしい景色です。

 

5つ目 山王岳(さんのうだけ)


山王岳の手前で、ここまで登ってきた山々を一望できるビュースポットを発見。

登山履歴をここまでわかりやすく確認できるのはすごい。

 

 

 


「竜石」から30分ほどで、「山王岳」到着。

これといった景観はないものの、休憩しやすそうなスペースがあるので、ここで一休み。

登山で必ず持参する羊羹をいただきました。

染みるなあ。

 

 

 

 

6つ目 片城山(かたしろやま)

 


「山王岳」から30分ほどで、「片城山」到着。

 

登り、下りとも、なかなかの直滑降で、岩にしがみつきながらの登山となりました。

 

 

 

7つ目 飯盛山(いいもりやま)

 

藺牟田池といえば、飯盛山。

形も円錐形で美しい山です。

 

 

6つ目の山王岳からは遠く、45分ほど歩きます。

登山道はコンクリート舗装されてます。

 


 

まとめ

 

池の周りの山を数珠つなぎに渡り歩く、とても素敵な登山コースでした。

 

 

トレイルランのメッカらしく、途中、多くのランナーとすれ違い、そして追い抜かれます(笑)

すごいなあ、こういう人たちの体力。

 

 

もう一度登りたい登山コースでした。